MUKU-DATA  栃  L=1400mm   SOLD OUT

やっぱりこの栃、仕上げたら面白くなったね、
大きさ、形、縮みに虎杢、虫穴にスポルテッド・・・
栃の持っているキャラが全部詰め込まれているって感じ。
栃といえば、純白に縮み杢か虎杢、
赤身が入ったものは10年ほど前は相手にされなかったのにねぇ・・
ましてや朽ちかけのスポルテッドなど以ての外・・
時代は変わった、良い傾向だと思う。
純白の細かな縮みは当然良いが、
こっちはこっちで同じ栃とは思えないキャラがある。
純白の縮み栃、探してって言われれば本当に良いものは100万超えするだろうけど
こっちのキャラの詰まった栃を探してって頼まれても
当然100は行かないが、
探すのには同じ労力を要し苦労するだろう。
良いものは当然良い。
まだ気が付かれていない物を光を当てる、
こっちの方が楽しい作業と言えるだろう。
(極上の栃の場合は大体持っている所は目星がつくだろうから、
お金についての交渉事が主となるだろう)
色、形、杢目、全体の雰囲気、大きさ、パッと見、使い方、・・・
ファッションや音楽など多様な価値観が当たり前な時代、
木、材木に関しては、まだ手付かずの状態だとも言える。
本来、身近であったはずの木、
まずはもっと身近な物として使っていただく事からかな・・
(木は実際に楽しいし、優しいし、かっこいいしね)
「銘木」なんてただの幻想だったのかもしれないなぁ・・・
要は使い方、作る人のセンスって事か・・?

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